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代理店とMSP向けDMARCツール ベスト7(2026年版) | DMARCeye

作成者: Jack Zagorski|2026/08/03 20:32:10

本ガイドでは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)にとっての適性という観点から、次の7つのDMARC監視プラットフォームを比較します。DMARCeye、DMARC Report、Suped、Sendmarc、EasyDMARC、PowerDMARC、dmarcianです。評価軸は、DMARCをサービスとして提供できるかどうかを左右する4つの機能、すなわちクライアント単位のアクセス権、自社で管理できるブランディング、実務に合う課金モデル、パートナーサポートの水準です。

本記事のすべての情報は、公開時点で各ベンダーの公式サイトから直接確認しています。

本ガイドの内容

代理店にとってDMARCは何が違うのでしょうか?

自社ドメインを保護する企業であれば、プランを選び、レコードを公開し、1つのダッシュボードを見ていればすみます。代理店やMSPは、同じ作業を自社が所有していない10、30、あるいは100のドメインにわたって行います。ドメインごとにDNSプロバイダーは異なり、利用している配信サービスの組み合わせも異なり、その先には毎月の契約料に見合う成果を示してほしいクライアントがいます。

この違いによって、ツールに求められるものが変わります。単一ドメインの利用者には決して起こらない、次の3つの問題が生じるからです。

  • プランのドメイン上限が、拡大するポートフォリオのコストを押し上げます。 このカテゴリーの入門プランは、対象ドメインが1つか2つというのが一般的です。EasyDMARCのPlusプランは2ドメイン、dmarcianのBasicは2ドメイン、SupedのBusinessプランは2ドメインまでです。5社目のクライアントと契約した代理店は、その時点で上位の料金帯に入っており、さらにその上は個別見積もりになることが多いです。
  • クライアント同士でテナントを共有できません。 クライアントAのマーケティング担当者が、クライアントBのメールフローを見られてはいけません。自社の若手スタッフについても、担当しているアカウントだけが見えるべきです。1社での利用を前提に作られたツールに、こうした境界が用意されていることはまれです。
  • レポートに載るブランドが自社のものではありません。 月次レポートがクライアントの受信箱に届いたとき、代理店はそこにベンダーではなく自社のロゴを載せたいと考えます。

この状況は、代理店にとって確かな商機でもあります。DMARCeyeが監視している数千のドメインのうち、DMARCレコードを公開しているドメインの43.7%がp=noneのままです。これは何もブロックしない監視専用のモードです。多くの企業は自力で適用の段階まで到達できず、クライアントのドメイン全体でDMARCを反復可能なサービスとして運用することは、このギャップの上に成り立つ継続収益の柱になります。

クライアントにDMARC監視を提案するなら、まずそのドメインが現在どのレコードを公開しているかを確認しましょう。

 

代理店向けDMARCツールに求められる機能とは?

DMARC自体の仕組みは、どのドメインでも同じです。そのドメインから送られたと称しながら、土台となるSPFとDKIMの検証に失敗したメッセージをどう扱うかを、受信サーバーに伝えます。代理店にとって違うのは、その周辺にある運用のレイヤーであり、具体的には次の4点です。

  1. クライアント単位のアクセス分離。 各クライアントには自社のドメインだけに限定されたログインが与えられ、自社スタッフには担当しているアカウントに対する役割ベースのアクセス権が与えられます。この境界がなければ、すべてのクライアントと1つのダッシュボードを共有する(守秘義務の問題になります)か、クライアントからのあらゆる質問が自社を経由するボトルネックになるかのどちらかです。
  2. 自社で管理できるブランディング。 最低限、クライアントが目にするレポートには自社のロゴが載っているべきです。最も踏み込んだ形では、プラットフォーム全体が自社のURLと自社ブランドで動きます。本ガイドでは、各ベンダーがどの水準まで対応しているかを明記します。
  3. クライアント単位に対応する課金モデル。 代理店はクライアント単位で請求します。ドメイン単位の料金であれば、各クライアントがそのまま請求明細の1行になります。バンドル型の料金帯では、実際に使っている以上の分を購入せざるをえないことがあります。
  4. 正式なMSPプログラムまたはパートナープログラム。 プログラムには支援体制(トレーニング、提案資料、オンボーディングの支援)が付き、割引が含まれる場合もあります。

この7つのツールを選んだ基準

ここに挙げたプラットフォームは、いずれもクライアント業務を実際に運用できます。これが掲載の基準です。具体的には、クライアント間のマルチテナント分離と、再販を前提とした商用条件を備えた正式な代理店プログラムまたはMSPプログラムです。PostmarkのDMARC Digestsを外したのはこのためで、単一ドメイン向けとしては優れたツールですが、クライアントごとに分離する手段がありません。Red Sift OnDMARCとValimailは、市場のエンタープライズ寄りでパートナープログラムを運営しており、ポートフォリオが数百ドメインを超えていく見込みであれば検討に値します。

*プラン、価格、機能に関する事実の記述はすべて、各ベンダーが自ら公開しているページに基づいています。価格を公開していないベンダーについては、推測せずにその旨を記載しています。

代理店とMSP向けDMARCツール ベスト7

1. DMARCeye - 専用のAgencyプランで実現するクライアント単位のサブアカウント

DMARCeyeは、ドメイン単位でコンプライアンスと保護の達成まで導くDMARC監視プラットフォームです。代理店の業務に関して言えば、Agencyの構成によって、すべてのクライアントに自社ブランドの独立したサブアカウントを提供できます。クライアントはログインしても自社のドメインしか見えず、自社チームはポートフォリオ全体を把握できます。

価格は手頃で、設定もすぐに終わり、生の集約レポートのXMLを自力で読み解かせるのではなく、次に何を直すべきかを示してくれます。これにより、本来ならアカウントごとにDMARCの専門家が必要だった作業を、専門外のスタッフでも進められます。疑問が出たときは、アプリ内のAIチャットアシスタントがいつでも対応します。

DMARCeyeのMCPサーバーを通じてDMARCデータをClaudeやChatGPTなどのAIアシスタントに接続すれば、ポートフォリオ全体に対話形式で質問することもできます。アクセス範囲は、ユーザーごとに閲覧を許可された範囲に限定されます。

クライアントのポートフォリオは、標準の料金帯ではなくAgencyプランで運用します。この違いは、見積もりを作る前に押さえておく価値があります。Scaleは、1つの組織が単一のチームと1つの請求プロファイルで自社ドメインを保護するためのプランで、公開価格は1ドメインあたり月額$4、最大50ドメインまでです。マルチテナント構成、クライアント単位の細かな権限設定、ホワイトラベルのブランディング、無制限のデータ履歴を加えるのがAgencyプランで、料金表からの積み上げではなくポートフォリオに合わせた価格設定になります。参考として、この公開価格の$4は本比較のなかで最も安いドメイン単価です。

課金モデルは3つあります。各クライアントが自社のカードで支払う方法、利用分を1つの請求書にまとめて自社からクライアントに請求する方法、前払いの利用量をコミットする方法です。

2. DMARC Report - 完全にホワイトラベル化できるMSPプラットフォーム

プラットフォーム自体を自社ブランドの背後に完全に隠したい場合、DMARC Reportが最も有力な候補です。同社のMSPプログラムでは、独自URL、ブランドを適用したログインポータル、ブランドを適用したレポートとアラートを備えた完全ホワイトラベルのプラットフォームが提供され、パートナーは定価から50%の割引を受けられます。クライアント1社と契約した時点で25シートのホワイトラベル環境が付き、パートナーは同社のマネージド適用サービスを1ドメインあたり$1,950の固定費用で再販できます。

標準プランの段階はバンドル型です。Guardは5ドメインで月額$25、ShieldはAPIアクセス付きで10ドメインが月額$75、専任エンジニアが付く完全マネージドのUltimateは月額$3,900です。監査ログとSSOはEnterpriseに限定されています。クライアントとの関係を最初から最後まで自社で持ちたく、バンドルの上限内で運用できるMSPにとって、ホワイトラベルの深さで本ガイドの他のツールが並ぶことはありません。

3. Suped - 無駄のない最新ツールが提供するドメイン単位のMSPプラン

Supedは本ガイドで最も新しいツールで、そのMSPプランは代理店の業務に沿った形になっています。ドメイン単位の料金、ドメイン数無制限、メール通数無制限、データ保持期間無制限、そしてSAML SSO付きのAPIアクセスが含まれます。同社はこれを、クライアントのドメインを大規模に監視する代理店とマネージドサービスプロバイダー向けに構築したものと説明しており、すべてのプランでユーザー数は無制限です。MSPプランのドメイン単価は、問い合わせに応じた提示となります。

引き換えになるのは機能の深さです。認証に失敗したメッセージのサンプル、BIMI管理、監査ログは公表されていないため、網羅的な機能一覧よりも、すっきりした監視と最新のインターフェースを重視するポートフォリオに向いています。

4. Sendmarc - パートナーを軸にしたマネージド適用サービス

Sendmarcは、多くのMSPが再販したいと考える形でDMARCを販売しています。つまり、ツールとしてではなく、マネージドの成果として売ります。同社はパートナーを念頭に置いて構築した企業として自らを位置づけており、パートナープログラムには、すべての顧客を1か所で管理できるマルチテナントのインターフェース、共同ブランドの営業・マーケティング資料、従量課金のOn-Demand提供が含まれます。導入はエンジニア主導で、DMARCの完全な適用に到達するまでの90日保証が付きます。

ブランディングの水準には注意してください。共同ブランドとは、クライアントに自社だけでなく両社のブランドが見えることを意味します。Sendmarcは価格を公開していないため、案件はすべて見積もりから始まります。無料の選択肢は恒久的なプランではなく、21日間のトライアルです。Sendmarcは、決まったスケジュールのなかで導入を任せたいクライアントを抱えるMSPに向いています。

5. EasyDMARC - 幅広いスイートに組み込まれたMSPダッシュボード

EasyDMARCは、マルチテナントのMSPダッシュボードと、本ガイドで最も幅広いバンドル機能を組み合わせています。ダッシュボードでは、ドメインの一元管理、組織単位の管理設定、クライアントアカウントをまたいだ役割ベースのアクセス制御に対応します。プラットフォーム全体としては、同じサブスクリプションでホスト型のBIMI、MTA-STS、SPFレコードのフラット化が加わります。ホワイトラベルはレポートに適用されるため、クライアント向けの資料に自社ブランドを載せられます。MSPプログラムは従量課金で、専用のオンボーディングとトレーニングの資料が付きます。

代理店にとっての入り口は、一般向けプランではなくMSPプログラムです。それを成り立たせているのが商用条件で、需要を見込んで上位プランを先に買うのではなく、クライアントを獲得した分だけドメインを追加していけます。契約前に確認しておきたい点として、APIアクセスはPremium以上、監査ログとSSOはEnterpriseの機能です。クライアントがDMARC以外の到達性の改善作業も発注するのであれば、スイートの幅広さがEasyDMARCを選ぶ理由になります。トレードオフについては、EasyDMARC代替ツールの比較でさらに詳しく取り上げています。

6. PowerDMARC - 最大規模のパートナーネットワーク

PowerDMARCは、このカテゴリーで最大規模のパートナー事業を展開しており、2,000社を超えるパートナーと、MSP向けのPSAおよび請求システムとの連携を備えています。プロトコルのカバー範囲も広く(ホスト型のMTA-STSとTLS-RPTはBasicプラン以上、SPFのフラット化はアドオン)、レポート分析用のAIチャットボットもBasic以上に含まれます。

代理店にとっての道筋はパートナープログラムで、その強みは技術面よりも運用面にあります。PSAと請求システムの連携によって、クライアントのドメイン、チケット、請求書を、自社チームがすでに使っているシステム上で扱えます。これは10社の規模よりも100社の規模で効いてきます。契約前に確認しておきたい点として、APIアクセス、SIEM連携、監査ログ、MCP対応はいずれもEnterpriseに位置づけられています。通数の料金帯というモデルが自社の請求方法に合わない場合は、PowerDMARC代替ツールの比較を読んでおくとよいでしょう。

7. dmarcian - クライアントにログインではなくレポートを届けるDMARCの先駆者

dmarcianは、DMARC仕様の原著者の1人が設立した会社です。同社のMSPプログラムには、ポートフォリオを顧客別に整理するClient Groups、支援資料をまとめたMSP Portal、そして同社が透明性が高く継続収益モデルを支えるために設計したと説明する料金体系が含まれます。

代理店との相性を決めているのは1つの設計方針で、dmarcian自身のドキュメントがそれを明記しています。MSPプログラムでは、MSPのクライアントがユーザーアカウントを持つことやプラットフォームにアクセスすることは認められておらず、クライアントはMSPが送るレポートで状況を把握します。クライアントがログインとリアルタイムのダッシュボードを求めるのであれば、dmarcianは候補から外れます。インターフェースをすべて自社で持ち、体裁の整った月次レポートを届けたいのであれば、同じ方針が有利に働きます。標準プランの上限は早い段階で来ます(Basicは2ドメインで月額$19.99、Plusは8ドメイン、Enterpriseは15ドメインで月額$499)。無料プランは法人以外のドメインに限定されています。適している場面とそうでない場面は、dmarcian代替ツールの比較で整理しています。

クライアントポートフォリオにかかる費用

代理店の選定を決めるのが機能の一覧表であることはまれです。決め手になる数字は、クライアント全体でいくらかかるかです。そこで、各ベンダーの公開プランで、クライアントドメインが10件、50件、50件超のときにかかる費用をまとめました。

ツール 料金モデル 10ドメイン 50ドメイン 50ドメイン超
DMARCeye ドメイン単位、Agencyはポートフォリオ見積もり 月額$40 月額$200 Agencyプラン、ポートフォリオに合わせた価格
DMARC Report プランのバンドル 月額$75(Shield、10ドメインまで) 個別見積もり(Defenderは25ドメインまで) 個別見積もり
dmarcian プランと通数の料金帯 月額$499(Enterprise、15ドメインまで) 個別見積もり(Enterpriseは15ドメインまで) 個別見積もり
Suped MSPプランはドメイン単位 MSPプラン、価格は問い合わせ MSPプラン、価格は問い合わせ MSPプラン、価格は問い合わせ
EasyDMARC プランとドメイン上限、MSPは従量課金 MSPプログラムまたはEnterpriseの見積もり(Premiumは4ドメインまで) MSPプログラムまたはEnterpriseの見積もり MSPプログラムまたはEnterpriseの見積もり
PowerDMARC プランと通数の料金帯、パートナープログラム パートナープログラムまたはEnterpriseの見積もり(Basicは5ドメインまで) パートナープログラムまたはEnterpriseの見積もり パートナープログラムまたはEnterpriseの見積もり
Sendmarc 個別見積もりのみ 個別見積もり 個別見積もり 個別見積もり

 

どのツールがどの代理店に向いているのでしょうか?

適切な選択は、自社の代理店としての運営方法から決まります。提供体制に合わせてツールを選んでください。

  • クライアントドメイン10件から50件でDMARCを運用する代理店。 ドメイン単位の料金であれば見積もりが単純になり、クライアントにはそれぞれのログインが与えられます。DMARCeyeのAgencyプランは従量課金の課金モデルにドメイン数の下限を設けていないため、この規模でも、はるかに大きなポートフォリオと同じマルチテナント構成を利用できます。最も近い代替はSupedのMSPプランです。
  • 50社以上のクライアントでDMARCを標準化するMSP。 DMARCeyeのAgencyプランが想定しているのは、まさにこの規模のポートフォリオです。クライアント単位の独立したサブアカウント、ポートフォリオ内で組み合わせられる課金モデル、ホワイトラベルのブランディング、そしてScaleの50ドメインという上限を超える無制限のデータ履歴が用意されています。自社URLで完全にブランドを適用したプラットフォームが譲れない条件であれば、最も近い代替はDMARC Reportです。PSA連携のツールをすでに運用しているMSPには、PowerDMARCのパートナーネットワークが向いています。
  • 適用作業を範囲が固定されたプロジェクトとして販売するマネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)。 90日の適用保証が付くSendmarcのエンジニア主導のモデルは、プロジェクト単位の営業手法に合います。DMARC Reportの再販できるマネージドサービスは、同じ成果に至るもう1つの道筋です。
  • クライアントとの接点をすべて自社で持ちたい代理店。 dmarcianのレポートのみというクライアントモデルでは、自社が唯一の窓口のままになります。DMARCeyeとEasyDMARCはこれとは逆の方針で、自社ブランドのもとでクライアントに範囲を限定したセルフサービスのアクセス権を与えます。

代理店向けDMARCツールに関するよくある質問

無料のDMARCプランで代理店の業務は足りるのでしょうか?

このカテゴリーの無料プランは単一ドメインを前提に作られているため、自社の代理店ドメインでツールを評価する用途には使えますが、クライアント業務には向きません。DMARCeyeの無料プランは1ドメイン、月5,000通、履歴30日です。Supedの無料プランは1ドメイン、月1,000通です。EasyDMARCの無料プランは月1,000通で履歴14日、DMARC Reportの無料プランは集約レポートのみ、dmarcianの無料プランは法人ドメインを一切対象外としています。まず無料プランで試し、そのうえでクライアントのドメインは、保持期間と通数が契約で担保される有料プランに移してください。

ホワイトラベルと共同ブランドの違いは何でしょうか?

ホワイトラベルとは、クライアントに自社のブランドだけが見える状態を指します。自社のロゴが載り、最も踏み込んだ実装では自社のURLと自社ブランドのレポートになり、ベンダーは表に出ません。共同ブランドとは、成果物に両社のブランドが並んで表示されることを指します。本ガイドのツールのなかでは、DMARC Reportがホワイトラベルに最も深く対応しています(独自URL、ブランドを適用したポータル、ブランドを適用したアラート)。DMARCeyeのAgencyプランは、クライアントが触れる画面に自社のロゴを反映します。EasyDMARCはレポートをホワイトラベル化し、Sendmarcは共同ブランドの資料を提供します。

クライアントは自社のDMARCデータを見られるのでしょうか?

ツールのテナント構成によって変わり、その答えが候補の絞り込みを左右します。DMARCeyeのAgencyプランでは、クライアントごとに独立したサブアカウントとログインが与えられ、そのクライアント自身のドメインだけが表示されます。EasyDMARCは、クライアントアカウントをまたいだ役割ベースのアクセス制御に対応します。Sendmarcのマルチテナントのインターフェースは、パートナーが操作する前提で作られています。dmarcianのMSPプログラムは、クライアントにユーザーアカウントを与えないことを明示しており、クライアントは代わりにレポートを受け取ります。まず、クライアント自身によるアクセスを自社のサービスに含めるかどうかを決めてください。この判断だけで、いくつかのツールが候補に入るか外れるかがすぐに決まります。

クライアントのドメインを管理するには、正式なMSPプログラムが必要でしょうか?

正式なプログラムは必須ではありません。何も契約せずにクライアントのドメインの監視を始めるなら、ドメイン単位のプランが最も速い方法です。正式なプログラムが効いてくるのは、規模が大きくなってからです。パートナー割引(DMARC Reportでは定価から50%の割引)、支援資料、PowerDMARCとSendmarcのPSAまたは請求システムとの連携は、いずれも利益率と業務フローの面での利点です。10ドメイン規模の代理店であれば後回しにできますが、50ドメイン規模のMSPでは後回しにできません。

まとめ

クライアント単位のログイン、クライアントが増えても見通しの立つ低いドメイン単価、そして専門外のスタッフでも作業を進められるガイダンスを求めるのであれば、DMARCeyeはまさにその用途のために作られています。1ドメインあたり$4という公開価格で、DMARCeyeは本ガイドのなかで最も手頃なプラットフォームです。無料プランはデモではなく、自社の代理店ドメインで実際に運用できるパイロットになります。