DMARCeyeのアプリ内AIチャット「Bart」でできること
BartはDMARCeyeに組み込まれたAIチャットです。DMARCレポートについて普通の言葉で質問すると、自分のデータに基づいた回答が返ってきます。Bartでできることを紹介します。
BartはDMARCeyeに組み込まれたAIチャットです。DMARCデータについて普通の言葉で質問すると、Bartはあなた自身のレポートに基づいて、実際の数値、その意味、次にやるべきことを答えます。Bartは有料プランと14日間の無料トライアルに含まれます。
このガイドの内容
- Bartとは?
- ミニチャット:いま見ている画面について質問する
- フルAIチャット:すべての会話が集まる場所
- 認証に失敗している送信元の調査をBartはどう支援するか?
- Bartはドメイン全体の状況を説明できるか?
- Bartの回答を保存・共有するには?
- DMARCeyeのAI機能の中でBartはどんな位置づけか?
- Bartはどのプランに含まれるか?
Bartとは?
BartはDMARCeyeアプリの中で動作するチャットアシスタントです。生のDMARCレポートを自分で読み解く代わりに、Bartに質問すると、Bartが該当するレポートを読み込み、アカウントの数値に基づいて回答します。一般的な質問には一般的な回答が返ります。特定のドメイン、送信元、IPアドレスについての質問には、あなた自身のデータから組み立てた回答が返ります。

Bartと話せる場所は2つあります。どの画面からでも開けるミニチャットと、すべての会話が集まるフルAIチャット画面です。Bartには日本語で質問でき、回答も日本語で返ってきます。
ミニチャット:いま見ている画面について質問する
ミニチャットは、どのページでも右下のロボットアイコンから開けます。いま開いているページをBartが認識しているため、作業中に浮かんだ質問にそのまま使えます。画面にレポートが表示されていれば、データを貼り付けたり状況を先に説明したりせずに、直接質問できます。対象範囲はトグルで切り替えられます。Related this page(このページに関連)を選ぶとBartは目の前のレポートに集中し、General(一般)を選ぶとDMARCに関する他の話題にも会話を広げられます。

ページに紐づいた会話の上部には、質問元のレポートに戻れるリンク付きのタグが残ります。1週間後にチャットを開き直しても、ワンクリックで対象のデータに戻れます。もっと広い画面で使いたいときは、ミニチャットを全画面に拡大できます。
フルAIチャット:すべての会話が集まる場所
フルAIチャットは左サイドバーから開き、これまでのすべての会話がここに保存されています。サイドバーにはピン留めしたお気に入り、最近のスレッド、全文検索が並び、保存済みコンテンツとタグも隣のタブにあります。先月の調査を見返すときや、何から聞けばよいか迷ってサンプルプロンプトから長めのセッションを始めるときに使う画面です。よく戻ってくるスレッドはピン留めや名前の変更ができ、終わったスレッドは削除できます。

認証に失敗している送信元の調査をBartはどう支援するか?
送信元の認証成功率が下がったときこそ、すぐに相談できるDMARCの専門家が欲しくなる場面です。Bartがあれば、その送信元のレポートを開いて、何が起きているのかをそのまま尋ねられます。Bartは元データを読み込み、数値で回答します。その送信元が送ったメッセージ数、認証を通過した数、そして失敗のパターンです。数値のあとには主な洞察と推奨アクションが続くため、回答は自分で解釈し直す材料ではなく、すぐ実行できる次の一手で終わります。
データに基づく回答には、読み込んだレポートのラベルが付くため、数値の出どころが分かります。同じレポートを自分の手で読み解きたい場合は、DMARC集約レポートの読み方ガイドで各フィールドの意味を確認できます。
Bartはドメイン全体の状況を説明できるか?
できます。概要を尋ねると、Bartはチームが監視しているすべてのドメインを、現在のDMARCポリシーと公開中のレコードとあわせて一覧にします。ドメインの画面を1つずつ開いて回る作業が、質問1つで済みます。管理するドメインが増えるほど、この差は大きくなります。
この回答は調査の出発点にもなります。レコードのないドメインや、想定より弱いポリシーのドメインが見つかったら、同じ会話の中でそのまま掘り下げられます。
Bartの回答を保存・共有するには?
Bartは、チャットの整理と共有もサポートします。
- 保存:回答は、タイトルを編集したうえで保存済みコンテンツのライブラリに保存できます。ライブラリにはタグ、フィルター、全文検索があり、チャットの内容に基づいてBartがタグを提案することもできるため、良い説明を数か月後でも見つけ出せます。
- メール送信:回答は、チャットから直接チームメンバーにメールで送れます。クライアントのドメインを運用している場合、調査結果は、アカウントを担当する同僚に、転送しやすい普通の言葉のまま直接届きます。
- エクスポート:会話全体をPDF、HTML、またはJSONとしてエクスポートできます。報告書や監査証跡、別のツールで使いたいときに役立ちます。
Bartは画像も読み取れます。どちらのチャットでも、質問にスクリーンショットを添付すると、その内容について回答します。
DMARCeyeのAI機能の中でBartはどんな位置づけか?
BartはDMARCeyeの3つのAI機能の1つで、それぞれのAI機能は別の場面を受け持ちます。
- AI Security Analysis(AIセキュリティ分析)は、頼まなくても自動で動きます。アカウント全体を読み取り、普通の言葉のサマリーと優先度付きの推奨アクションをダッシュボードに表示します。
- Bartはアプリ内のAIチャットで、対話型の機能です。質問すると、あなたのレポートに基づいて回答します。
- MCPサーバーは、ChatGPTやClaudeなど、すでに使っているAIツールをDMARCeyeのデータに接続します。
後の2つの違いは、どこで作業するかにあります。Bartはアプリに組み込まれていて、セットアップは不要です。MCPサーバーは、同じデータをアプリの外のAIアシスタントでも使えるようにします。
Bartはどのプランに含まれるか?
Bartは有料プランに含まれます。14日間の無料トライアルには10件の無料メッセージが含まれるため、まず自分のレポートでBartを試せます。AI Security Analysisは、Freeを含むすべてのプランに含まれます。プラン全体の比較は料金ページにあります。
DMARCデータの価値は、どれだけ行動につなげやすいかで決まります。Bartは質問から判断までの距離を縮めます。レポートは自動で読み込まれ、回答は次のステップで終わります。DMARCeyeはBartに加えて、自動で動く分析も備えているため、質問してもしなくても答えはそこにあります。