SUPED vs. DMARCeye

あなたのチームに合うDMARCツールはどちらですか?

初めてDMARCプラットフォームを導入する場合も、他社ツールからの乗り換えを検討している場合も、このページが役立ちます。SupedとDMARCeyeの料金、無料プラン、機能を並べて比較し、自社に合う方を選べるように整理しました。

dmarceye-vs-suped
それぞれに適したチーム

要点まとめ

SupedとDMARCeyeは、DMARCレポートの解析、SPF、DKIMという基本機能をどちらも備えています。両者が異なるのは、ホスト型サービス、プランの構成、そしてAIツール群がどこまで対応するかという点です。

サービス形態

ホスト型スタックか、ガイド付きポリシー適用か

Supedはホスト型サービスを特長とする新興のプラットフォームで、$19のBusinessプランからホスト型のDMARC、SPF、MTA-STSに加え、SPFフラット化とブロックリスト監視を利用できます。DMARCeyeはガイド付きのポリシー適用に力を入れており、各ドメインを監視からp=rejectまで段階的に導きます。

料金モデル

ドメイン単位か、2ドメインまでのプランか

DMARCeyeの料金は1ドメインあたり月額$4で、監視するドメインの数がそのままコストに反映されます。SupedのBusinessプランは月額$19で2ドメインまでをカバーし、3ドメイン目からはEnterpriseプランの個別見積もりになります。

DMARCeye独自の機能

DMARCデータと対話する

どちらのプラットフォームもAIでレポートを解説します。SupedのAI CopilotはDMARCのXMLをわかりやすい推奨事項に変換し、DMARCeyeはアナライザーにアプリ内チャットアシスタントを組み合わせています。さらにDMARCeyeにはModel Context Protocol(MCP)コネクターがあり、ChatGPTやClaudeから直接、自社のDMARCデータについて質問できます。

主な判断材料

ひと目でわかる比較

以下の表では、チームがDMARCプラットフォームを選ぶ際に決め手となりやすい項目を比較しています。Supedに関する内容は、公開時点でSupedのWebサイトから直接確認したものです。

メリット/機能 DMARCeye Suped
料金モデル ドメイン単位 プラン階層制(2ドメインまで)
商用利用可能な無料プラン 月5,000通、履歴30日分 月1,000通、履歴14日分
エントリー有料プランのAPI 標準搭載($4/ドメイン) Enterpriseのみ
AIによる管理と分析 アプリ内AIアシスタント+MCP AI Copilot
ポリシー適用までのガイド ドメインごとに個別化 修正の推奨事項
マルチテナント/代理店 対応 対応
導入コスト

料金の概要

DMARCeyeの料金は1ドメインあたり月額$4の定額です。Supedの列には、各ドメイン数をカバーできる最も安価なプランを年払い料金で記載しています。

ドメイン数 DMARCeye Scale Supedの相当プラン
1 $4/月 $19/月(Business、2ドメインまで)
10 $40/月 Enterpriseの個別見積もり(Businessは2ドメインまで)
50 $200/月 Enterpriseの個別見積もり
履歴30日分 vs. 14日分

無料プランを直接比較

Supedの無料プランはユーザー数無制限ですが、メールは月1,000通まで、参照できるデータは14日分です。DMARCeyeの無料プランは月5,000通を対象とし、30日分の履歴を保存します。

おすすめ

DMARCeye Free

1ドメイン

月5,000通のメール

30日分の履歴

AIレポートアナライザー

DMARC、SPF、DKIM、BIMIチェッカー

クレジットカード不要

Suped Free

1ドメイン

月1,000通のメール

履歴は14日分のみ

ユーザー数無制限

ホスト型DMARCとアラート

クレジットカード不要

標準搭載 vs. プラン限定

機能比較

機能の一覧を比較した表です。各機能がどちらのプラットフォームのどのプランで利用できるかを、プラン表記で示しています。

機能 DMARCeye Suped
DMARC集約レポートの解析 全プラン 全プラン
DMARC失敗レポート(RUF) 全有料プラン 公表なし
AIレポートアナライザー+アプリ内チャットアシスタント アナライザーはFreeでも利用可、チャットは有料プラン AI Copilot
個別の修正ガイダンス 全有料プラン Fix recommendations
MCP(Model Context Protocol)サーバー 全有料プラン 公表なし
BIMI管理 チェッカーツール(管理機能はロードマップ) 公表なし
MTA-STSとTLS-RPT ロードマップ MTA-STS:Businessプラン以上
SPFフラット化 ロードマップ Businessプラン以上
APIアクセス 全有料プラン($4/ドメイン) Enterpriseのみ
チームコラボレーション/ユーザー数無制限 全有料プラン 無制限(全プラン)
Slack/Teamsアラート ネイティブ非対応 ネイティブ非対応
SIEM連携(Sentinel、Splunk) ネイティブ非対応 公表なし
DNSプロバイダー連携 全有料プラン 公表なし
監査ログ 全有料プラン 公表なし
SSO ロードマップ Enterpriseのみ(SAML)
専任CSマネージャー Agencyプラン Enterprise(専任サポート)
ドメイン単位の料金 対応 MSPプランのみ
MSP/代理店向けの正式プラン 対応(Agencyプラン) 対応(MSPプラン、ドメイン単位)

クライアントドメイン10件を抱える代理店の場合: DMARCeyeの費用は年間$480です。SupedのMSPプランもドメイン単位で課金しますが、料金が公開されていないため、同じ構成では見積もりが必要になります。

それぞれの強み

各プラットフォームの強み

どちらが適切かは、何を必要とするかによって決まります。

DMARCeyeが優れている点

ドメイン単位の料金:1ドメインあたり月額$4で、規模が拡大してもプランの乗り換えは発生しません
本当に使える無料監視:月5,000通、30日分の履歴、AIアナライザー付き
ScaleプランのMCPサーバー:ChatGPTやClaudeから自社のデータを照会できます
ScaleプランのAPIとユーザー数無制限:$4/ドメインの料金に含まれます
代理店向けの設計:クライアントごとのログインとホワイトレーベル対応

Supedが優れている点

ホスト型のSPFとMTA-STS:$19のBusinessプランからSPFフラット化とあわせて利用できます
全プランでユーザー数無制限:Freeプランも含まれます
無料プランでのアラート:認証と到達性の問題を通知します
ブロックリストとレピュテーションの監視:Businessプランから利用できます
Businessプランからの電話サポート:月額$19で優先メールサポートと電話サポートを利用できます

どちらを選ぶべきか

結論

どちらのツールも優れていますが、想定しているチームが異なります。

おすすめ

DMARCeyeが向いているケース

初めてDMARCを設定する場合に適しています。また、2ドメインの上限に縛られないドメイン単位の料金、30日分の履歴つき無料プラン、ポリシー適用に向けた個別ガイダンス、Enterprise契約なしで使えるAIとMCPアクセスを求める中小企業や代理店にも向いています。

 

Supedが向いているケース

運用するドメインが1〜2件で、SPFフラット化を含むホスト型のSPFとMTA-STSを月額$19で利用したい場合に適しています。また、全プランでのユーザー数無制限や、無料プランから使えるアラートを重視する場合にも向いています。

FAQ

よくある質問

DMARCプラットフォームを選ぶ前に、チームからよく寄せられる質問です。

DMARC監視の費用はどのくらいですか?

無料からエンタープライズ向けの料金まで幅があります。多くのプラットフォームは無料プランかトライアルを提供しており、エントリークラスの有料プランは通常、1ドメインあたり数ドルから月額数十ドル程度です。総額を最も左右するのは料金モデルです。ドメイン単位か、ドメイン数に上限のあるプランか、通数ベースかによって、ドメインを追加したときのコストの増え方が決まります。モデルごとの違いは、上の料金比較をご覧ください。

この比較はどの程度新しい情報ですか?

各比較は、公開時点で競合他社の実際の料金ページと機能ページに照らして確認しています。ベンダーはプラン構成を頻繁に変更するため、古いデータに頼らず、その都度確認し直しています。

DMARCは初めてです。何から始めればよいですか?

初めてDMARCを設定する場合、乗り換え元のツールは必要ありません。DMARCeyeを無料で開始してDNSレコードを1件向ければ、プラットフォームが p=none での監視から p=reject の適用へ、メールにとって安全なペースで案内します。

代理店やMSPにはDMARCeyeとSupedのどちらが適していますか?

どちらもMSP向けの料金はドメイン単位です。SupedのMSPプランは、Enterpriseの全機能と、100件以上のクライアントを想定したマルチテナントダッシュボードをまとめて提供しますが、料金は公開されていません。DMARCeyeは料金を公開しており、Scaleプランで1ドメインあたり月額$4、Agencyプランではクライアントごとに個別のログインとホワイトレーベルのブランド設定を利用できます。公開されたドメイン単位の料金とクライアント別のアクセスを重視するならDMARCeyeが適しています。多数の小規模クライアント向けに軽量なホスト型スタックを求めるなら、Supedのプログラムに見積もりを依頼する価値があります。

マネージドのBIMIやSPFフラット化が必要なのはどのような場合ですか?

BIMI(Brand Indicators for Message Identification)は、GmailやYahooなどの受信トレイでメールの横に自社ロゴを表示する仕組みです。消費者向けブランドにとって最も重要で、DMARCポリシーが適用段階に達して初めて有効になるため、開始時の必須要件ではなく後の段階のマイルストーンです。SPFフラット化は技術的な制限に対処します。SPFでは1回の検証で許可されるDNSルックアップが10回までのため、多くのプラットフォームから送信する組織はこの上限を超えることがあります。SPFフラット化が必要な場合、SupedはBusinessプランから提供しており、DMARCeyeはロードマップに掲載しています。ホスト型のBIMIはどちらのプラットフォームも公表していません。当てはまらない場合は、まずポリシーの適用まで進め、必要になった時点で追加できます。

SupedでEnterprise限定となる機能はどれですか?

SupedのBusinessプラン(年払いで月額$19)は、2ドメインと月100,000通を対象とし、ホスト型のSPF、MTA-STS、SPFフラット化、ブロックリスト監視が含まれます。APIアクセス、SAML SSO、専任のテクニカルサポート、無制限のデータ保持は個別見積もりのEnterpriseプランに含まれ、3ドメイン以上の構成も同様にEnterpriseプランの対象です。DMARCeyeは、1ドメインあたり$4のScaleプランにAPIアクセスとMCPを標準搭載しています。

Supedの無料プランはビジネス用途に十分ですか?

Supedの無料プランは、1ドメインを対象に月1,000通と14日分の履歴をカバーし、ユーザー数無制限とアラートが含まれます。実際の送信量がある企業ドメインでは、1,000通は1日で使い切る場合があり、DMARCで観測される送信元の変化は14日ではなく数週間の単位で現れます。DMARCeyeの無料プランは月5,000通を対象とし、30日分の履歴を保存します。

DMARCeyeを運営しているのは誰ですか?

DMARCeyeはBig Goodグループの一員で、Ecomailと同じメールインフラ上で稼働しています。Ecomailは12,000以上の組織のために月間10億通を超えるメールを送信しています。この配信到達性の基盤があるため、DMARCeyeはレポートの提供にとどまらず、ドメインを安全なポリシー適用まで導くことに注力しています。